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Home Sweet Home: CV
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​青木 志貴さん
多くのアニメやゲームの声優としてご活躍される一方、女優や司会業もこなすゲーム通で知られる青木志貴さん。愛称は「魔王」。Home Sweet Homeでは独特な雰囲気を醸し出すベル役を演じていただきました。今日から独占インタビューを3日連続で紹介いたします。
​インタビューアー: 元「ファミ通」編集長のバカタール加藤さん

01/10 収録を終えて…

──さきほど、実際に魔王さん(青木志貴さんの愛称)がボイスをあてるところを、初めて見させてもらったんですが、迫真の演技で感動しました。

青木  いやいやいや。僕もホラー作品のキャラクターで、いわゆるお化けの役が初めてだったのでけっこう悩みました。家で、どうしようどうしよう、って。今日もここに来るまでの間に「Home Sweet Home」(以下「HSH」)の実況動画を見て予習しながら来ました。

──見てたのは英語版ですか? 

青木  そうです。日本でも有名な実況者さんが大勢やっていて、けっこう人気なんですよ。今ゲーム実況が人気だから、そのおかげで日本でも知っている人が多くて。

──垣根がなくなりましたよね。海外版と日本語版とか、インディーだとか大手だとかの。

青木  Steamとかで遊んでいると、英語版でもどんどん遊んじゃうじゃないですか。僕もそうだったんですけど、とりあえずやるみたいな。

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02/10 夢叶い”初”お化けキャラに挑戦!

──ところで、今回はおどかす側というか、悪側っていうか…

青木  クリーチャー側。

──そう、クリーチャー側! 敵キャラ側になるのって、はじめてとのことですが…。

青木  敵役の親玉とか、そういう人間っぽいキャラはあるんですけど、お化けキャラは本当にはじめてで、しかもセリフの半分が「あ゛ーあ゛ー」みたいな感じじゃないですか。だから、言葉としてしゃべってないけど、出さないといけない声、という怖さみたいなところは、今回はすごく考えましたね。

──ほぼ、全部一発OKでしたよね。

青木  本当に、ありがたいことに。

──クリーチャーになった手ごたえはどうでしたか?

青木  ふだん、あんな声、出さないじゃないですか。だから、めちゃめちゃ楽しい!

──ふだんあんな声出してたら、まわりから「やべえヤツだ…」ってなりますよね。

青木  そうなりますよね(笑)。ちっちゃい時から、怖いものが好きなので、お化け屋敷に行くのが大好きだったんですけど、行くと「脅かす側がやりたい!」とずっと思ってて。この仕事に就くようになってからも、ホラー映画だったら「キャー!」って言う主役の人間の方じゃなくて、「お化け役がやりたい」とずっと思っていたんです。

──へえーー。じゃあ、「HSH」で念願が叶ったんですね!

青木  叶いました! しかも、僕はもともと「HSH」もプレイしていて、知っていたので。話をいただいた時に「お化け役だよ」って言われたのですが、お化け役ってベルっていう女の子の役しか思いあたる子がいなかったので、「ベルやらせてもらえるの?」って! すごいドキドキして台本を見たらベルだったので、めっちゃうれしくて。本当に。

──やっぱ、この役キター! うれしい! みたいなことだったんですね。

青木  はい。とくに、好きなゲームとかだと、めっちゃやる気が出ますが、その分好きなゲームだからこそのプレッシャーも大きくて。

 

青木  ホラーゲームってお化け役の怖さがとても重要ですよね。僕のその声が怖くなかったら、たぶんゲームが怖くなくなっちゃうじゃないですか。そういう意味でのプレッシャーが他の収録よりも強かったですね。

──うーん、なるほど。作品を作る上で、そこはすごく重要ですよね。ホラーの核の部分だから。

青木  怖さがいちばん大事ですから。そこは、たぶんエンジニアさんがうまいこと怖くしてくれると思います。(笑)

──収録を聞いていてほんとうに怖かったですよ。すごい存在感というか迫力でした。

青木  ええー、うれしい。SEとかと合わさったら、もっといい感じになりますね。

──なりますね。あと、絵もついたらもっともっと怖いし。

青木  そうですよね!

──なんというか、クリーチャー感がすごかったです。ぞっとする感じがあって。

青木  わー、楽しみ。

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03/10 お化けの練習してみたらネコも驚いた!

青木  あの、吐いている声を出すところがあったじゃないですか。

──あれですね。あんなの、まさかふだん練習しませんよね? 

青木  しないですね。ふだんは。でも今回は、ちょっと家でやってみたんです。ちゃんと吐いてるのかなあ、って。

──めちゃめちゃ吐いてましたよ!(笑)

青木  あ、ほんとですか。あ、よかった。(笑)

──しかも、そんな感じの声をけっこう続けてたじゃないですか。それもうちょっと続けてたら、ほんとに危険なんじゃないかって、心配しました

青木  たしかに、続けていたら、出ちゃうかもしれないですね(笑)。

──そういう怖さもありました(笑)

 

青木  あっははは。(笑)そっちのね。家で練習していくっていう話だと、思いっきり叫ぶところがあったじゃないですか。

──はい。

 

青木  あれ、一回家で叫んでみたんですけど、これ絶対通報されちゃうよな、って心配になっちゃって。

──っていうか、1回練習したんですね(笑)

青木  1回だけ。あまりにもうるさかったようで、ウチのネコもびっくりしちゃって。急に叫び出した! みたいな顔してました。

青木  (笑)。お化け役がこれで増えるとうれしいんですけど(笑)

──じゃあ、このインタビューをぜひ活かして、ゲーム業界とかホラー映画界とかにお化けは任せろってアピった方がいいですね。

青木  そう。ホラー役にはぜひ青木志貴を!

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第二弾公開中!

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